気になるドラマがあります
ここ最近、面白く観させてもらっているドラマがあります。
Netflix (ネットフリックス)で観ることができる「ザ・ビリーバーズ」というタイのドラマ。
三人の若者の起業家が事業に失敗して借金返済のために目をつけたのが「寺院」
そこで借金返済のために、寺院の運営に関わって、いろいろな活動をやっていくというものなのだけれど
ここ数年、仕事でタイに行くことが増えて、寺院やオレンジ色の袈裟を着た僧侶を見かけることもあったので、
異文化、宗教を知るという意味でも興味深く、
また、
信仰を広める=寺院の興隆と捉える側と
寺院の興隆=利潤を得ると捉える側とが
同じ空間にいて、
この狭間をどう考えるのだろうか、という観点からも、
宗教者として、教会を維持していく者として考えさせられるものがあるドラマです。
金光教の教祖は、「ここが有名な生神様がおられるところなのか?」と参拝者がおどろくほど、質素なお住まい、生活をされておられた。
そこには、「死んだと思って神を助けてくれ」という神様からの願いを受け、
「人が助かるためには何が必要なのか」と考えたときに、
それは立派な建物でもなく、
宗教という団体でもなく、
ただただ、神様と人とが出会う場が必要だったのだ、ということを思われていたのかもしれないな
とそんな想像をしています。