徳島大空襲から76年

本日7月4日は、徳島大空襲があった日です🙏

徳島大空襲については、徳島新聞社さんが昨年75年を機に動画を作成されています。ご覧になりたい方はこちらから。

午前1時24分から同3時19分まで1時間55分の間、焼夷弾は投下され続け、佐古教会の建物も全焼しました。
その時教会に住んでいた2代教会長(私にとっての曽祖父)は、足の悪かった自身の母が「死ぬなら教会で死にたい」と教会に残ったため、奥さんと娘を避難させて自分は母と一緒に教会に残り、そのまま教会とともにお国替えされました。

この話は、よく祖父や母が教話の中で話をしてくれていたので、私の中にも強く残っている出来事です。

曽祖父は最期に何を思ったのか、もう誰にも分かりません。

けれども、ほぼ同時期に満州へ戦争に出て、自死しようとしていた祖父の耳に「犬死にするな!」と曽祖父の声が響いた、という話も祖父が残してくれており、亡くなって御霊となっても、曽祖父は家族や信奉者のことを見守り、このお道で人が助かってほしいと願い続けてくださっているような気がします✨

教会の外塀は戦前に建てられ、大空襲でも残っていたものです💡

教会の外塀

今朝は小雨が降っていたので、触るとひんやりとしていました。

この外塀が大空襲の時も存在し、今も同じ姿で在り続けているのかと思うと、とても不思議な思いがします。

また同時に、どうぞこの空襲で亡くなられた人たちが、御霊の神として立ち行かれていきますように、と76年経った今でも願わずにはおれません。

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