御霊さまはどこに?
お盆と言えば、仏教ではご先祖様があの世からこの世に帰ってくる、と言いますよね💡
よくお盆になったら見かけるキュウリの馬はご先祖様が早くもどってこれるように、ナスの牛は名残を偲んでゆっくり帰ってもらえるように、という意味があるそうです😄
ナスやキュウリが一般的ですが、旬のお野菜でも作って良いということらしいです。もしかしたら、故人が好きだったお野菜なんかで作るのもアリなのかもしれませんね。
金光教では、亡くなられた方は御霊(みたま)となった後、あの世のようにどこか別のところに行くわけではなく、身体があった時と同じように、この天地を住処としていらっしゃる、という死生観をもっています。
なので、私達が御霊さまのことを思えば、すぐにその思いや祈りは御霊さまに届きますし、また神に近い存在として私達のことを見守り導いてくれていると私は感じています。私が折に触れていろいろなことに恵まれているなぁと感じるのは、大きな大きな先祖の御霊さまのお守りがあるからだろうなぁと🙏
今年は夫の親戚の方の初盆だったため、お参りに行かせていただきました。
仏壇の前で夫とともに手を合わせ、生前お世話になったことのお礼、仏さまとして立ち行き、そして縁のある方々を守り導いていただけるように🙏と祈らせていただきました。
そしてお参りに行って初めて知ったこと💡
夫の家は真言宗、親戚の方のおうちは浄土真宗なのですが、浄土真宗では亡くなられた方はすぐ仏さまとなり、いつも私達の身近にいらっしゃるという死生観であるため、特にお盆に何かをする、ということはないんだよ、ということを教えてもらいました💡
金光教の死生観とよく似ていて、おもしろいですよね😄
未来の住職塾で様々な宗派のお坊さんとのつながりが出来て、そこでも思いましたが、一言で仏教と言っても、宗派によって教えや死生観が全く違うので、学んでみると面白い。もっともっと他の宗教のことも学んでいかせてもらいたいなぁと、改めて思いました🥰
そして、宗派は違えど、ご先祖さまを大切に思う心はみんな一緒🙏✨ともどもに、ご先祖さまのことを祈らせていただきたいと思います🙏