祈りを伝える

今日は、ご信者さんの終祭があり、教会長と私で葬祭ホールに行ってきました。

最近は家族葬がとても多くなりましたが、これはこれで、家族がゆっくりとご帰幽された方と向き合えることができるので、

いいなぁとも思います。

そして、最近教会長が終祭の時に、亡くなられた方はいつも家族のことを願われていて、祈っていましたよということをお話されるのですが、

その言葉を聞くたびに、

「ありがたいなぁ」

と思うのです。

自分のことだけでなく、家族のことを願う。

一緒に暮らしていなくても、離れた場所で一所懸命生活している家族の健康やお繰り合わせを願うこと。

「祈ってくれていたんだ」という気持ちは、生きる安心につながっていくのだと思います。

人生最後の日に、自分が祈ってきたことを祭主がその人に代わって家族にお伝えすること、ご葬儀の時の大事な役目ではなかろうか。と思わせていただきました👏