自然と平和と
今年の夏の子供たちのキャンプのテーマは、「環境と平和について」です。
そして私は御用の中で、環境がどのように平和につながっていくのか、ということを考える機会をいただきました🙌
まず真っ先に思ったことは
環境問題→環境資源が乏しくなる→資源をもとめて争いがおこる
という意味での平和と環境の関係でした。
だから、「環境は大切にしましょうね」というのは分かりやすい。
でも、自分の身近な問題として受け取ってもらうのには、これは話が大きくなりすぎて、なかなか難しいかも。
さらにもっと身近なところで考えたらどうなるだろう、と考えて出てきたものは、
この自然界の中には、多種多様な生物がいて、それらが同じ地球の中で関わりあい、本当に奇跡かと思うような複雑でバランスのとれた生態系の中で
それぞれが生きているということ。
これが「生物多様性」とか、「生態系」といった言葉ででてきます。
もちろん人間も自然界の一員なのだから、人間だけ特別というわけでもなく、他の生き物たちと同じです。
人間同士の中であっても、様々な人がいて、その違いを尊重し、お互いをいかしあうような関係を築いていくことが、
環境を考えることから平和を築く、ということなのではないかな
と思わせていただくようになりました。
子供たちは、キャンプの中で初めてあう人たちと数日間を過ごします。
その中で、自分とは全くちがう考え方をする子もいるだろうと思います。
そんなときに、「誰が良い、悪い」ではなく、生物に多様性があるように、違って当たり前。
その違いがあってもお互いを大切にしあい、協力することで平和な関係を築いていくことを、
自然に触れながら、自然での生物たちの関わりをみながら、子供たちに気づいていってもらえるような
キャンプにならせていただきたいなあと思っています😊