もし~だったら

今朝は北海道、青森県でJアラートが発令されるということがおき、大変驚きました。

教会のお広前に置いている防災ラジオからは、よく「これは試験放送です」という前置きの後、Jアラートの試験放送が流れるのですが、それを聞くだけでも毎回ドキっとします。

弾道ミサイル自体は日本を超えて太平洋の方へいったものの、大きな不安を感じた方々もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。

そうした方々の心が少しでも心が安心されるようにとお願いさせていただきます。

今回は日本を通過していったけれど、「もし」どこかに不具合があったら・・・

ということを思うと、それもまた恐ろしいことです。

でも、少し目の前を見てみれば、この「もし~だったら」というのは、今回のことだけではなく色んな場面でも見られます。

「もしもう少し家を早く出ていれば」「もしもっと前を見ていれば」「もし夜更かししなければ」等々、言い出したらきりがなくなるほど、私たちはたくさんの「もし~だったら」という世界に生きているのだとも言えるのかもしれません。

金光教の教祖は、

「明日塩辛(しおから)を食べるからといって、今日から水を飲んで待つわけにはいくまい。取り越(こ)し苦労をするな」

というみ教えを残されています。

これは未来のことへの心配についての言葉だけれど、過去についても同じなのだと思います。

過去のことを悔やむことももちろんありますが、それではずっと心を痛めてしまうことになってしまいます。

今を大切に。先を喜んで生かさせていただくのも信心の大切な大切な稽古と思わせていただいて、その心が持てるようにしていきたいですね👏

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