ご先祖が見守って
今日は、同じ言葉を一日に二回、耳にしました👀
それが、
「ご先祖さまが見守ってくれているような気がするように感じるんですね」
という言葉。
一人は、お墓参りに来られた方、もう一人は、グリーフケアの研修講師の方でした。
どちらの方も、明確な信仰はもっていないということですが、それでも、全く何も信じていないわけではなく、「何か」に守られている感覚を持たれているのです。
これは、日本人の古来からの先祖信仰の感覚なのかもしれませんね。
しかし、今日聞いた比較宗教学者のお話では、その先祖信仰も変わってきているとのこと。
昔は、もっと遠い、顔も分からないくらいのご先祖様を「崇拝」の念をもって信仰していたけれど、
今は、もっと身近の、自分が実際に関わってきた人に対しての「供養」の面が強くなってきていると。
どちらが良いとかではなく、どちらも大切にさせていただきたいものだなと思います🙏
金光教では、亡くなられた方は、御霊の神としてご縁のある方々を見守り、お働きくださると教えられています。
私も、良いことがあった時や、どう考えてもうまくいきすぎてる、と感じる時は、ご先祖様が御働きくださっているんだな、と感じることがあります。
だからこそ、ご先祖様たちが喜ばれるように恩返しもしたいし、子孫たちにも恩送りをしていきたい。
そんなことを、お二人の言葉から考えさせていただいた一日でした。