本日は天地金乃神大祭でした!
本日は、佐古教会の天地金乃神大祭日でした!
昨日の晴天とは打って変わっての雨。
せっかくの大祭日なのになぁ、と思ってしまうけれども。
このお湿りは植物が育つ大切な働きも担ってくれています。
天地の大きな働きの中でのことを、自分目線だけで見てしまってはいけないな、と思いました😅
今日の大祭のお話は、徳一教会長のこの一年を振り返ってのお話でした。
長くなりますが、こちらにお話を掲載させていただきます。
父親らしい、素敵なお話だなぁと思います。
病状報告と御礼
私は、昨年4月25日より風邪の症状がひどくなり、通院治療していましたが、中度の肺炎と診断され、5月1日に入院しました。肺炎が治った後も3日間、38度5分の熱と激しい寝汗が続きました。医師には何かほかに原因があると言われ、そこから色々と検査を受けました。その結果、悪性リンパ腫瘍ステージ4と分かりました。熱が下がった5月11日に退院し、すぐに県立中央病院でペットCTと生検と胃カメラ検査など、またたくさんの検査を受けました。そこでようやく、濾胞性T細胞リンパ腫という血液の癌のステージ4と診断され、抗がん剤治療として、抗がん剤のはいった点滴を毎月受けることになりました。6月29日に一回目。9月25日には4回目の点滴となりました。抗がん剤治療の副作用と言われる、吐き気・頭痛・食欲不振・口内炎・痛み・発熱などは無く、脱毛と、手足の少しの痺れがあるだけで、食欲もありました。4回目の治療の前、9月21日にCT検査を受けますと、首の動脈、甲状腺、肺への転移もなく、以前白く腫れていた脾臓、少腸は回復しているようでした。
さらに続けて5回目・6回目と、日帰りの抗がん剤点滴の治療を続け、ガンのマーカー指数も、3600位あったところから、1000➡960➡760➡730と検査を受けるごとに、順調に下がってきました。
体調には特に変化がありませんでしたが、今年の1月に血液検査、2月中旬にペットCT検査をすると、他の臓器への新たな転移は無く、前に映っていたガンは、大きなものが小腸に1つあっただけで、他は綺麗に消えていました。
そこで、今年の3月からは小腸のガンをなおすため新たな抗がん剤治療が始まりました。
今度は、3日間の抗がん剤点滴治療と10日間の点滴となり、二週間の入院を1クール、そして一週間は退院をして様子をみて、また点滴治療で2週間の入院。これを6クール行う、ということになったのです。
最初の1クール目の入院では、副作用での免疫力低下に備え、点滴の間の2週間、無菌室での入院となりました。この時、1日だけ、食欲不振になったことがありましたが、他は元気で、無事に一回目の入院を終えました。2クール目の入院では、前回と同様の治療でしたが、体調が良かったためか、無菌室ではなく一般病棟での2週間の入院となりました。この時も、1日だけの食欲不振ですみ、入院を終えました。
2クール目の点滴治療が終わってから受けた血液検査CT検査では、がんの新たな転移は無く、小腸のガンも綺麗に消えていました。
3クール目の抗がん剤治療では、状態が良いとのことで2週間の予定だったところを4日で退院できました。現在は、一旦入院は取りやめとなり、1か月後に血液検査、2カ月後にペットCT検査・胃カメラ検査が決まっている状態です。
こうして昨年の4月から癌とともにここまで進んできましたが、今の体調はガン発見の以前とかわりなく、抗がん剤治療の副作用も、治療後すぐ後の1日位の、食欲不振・脱毛・しゃっくり・ごく軽い手足の痺れ位ですんでおり、日常生活に何の差し障り無く、日々有り難い気持ちで過ごさして頂いております。
去年の春、いつもとかわらずに、大祭の準備をしていたのに、体調が急に悪くなり、肺炎になり、入院した時は、どうしたのだろうかと思いましたが、肺炎も無事に治り、3日間の発熱・寝汗のおかげで、ステージ4のガンが見つかった事、また、私がいなくても、その年の4月29日のご大祭が栄子先生、道江先生と信者さん達で無事に出来、教会の後継も安泰だと分かった事、治療中も体調のすごく良いこと、全て、神様のお繰り合わせだったとわかり、神様のされる事に無駄はなく、全てがおかげになる、という事がよくわかりました。
昨年から葬儀の御用が増え、通院との兼ね合いも心配しましたが、通院で朝から2本の輸血をし、病院から帰ったすぐ後でも終祭(いわゆるお通夜)を仕える事が出来ました。このことを通して、大事な時には、心身共に神様が調子を整えてくださる事も分かりました。悪性リンパ腫と診断された時、これからどうなるかなとの思いはありましたが、恐れ・絶望感・不安や心配などはなく、夜はいつもと変わりなく眠れ、朝は元気よくおきることができ、美味しく食事ができ、いつもと同じような生活を過ごす事ができていました。病院でも、良い先生にであわせていただき、優しい看護師さん達に世話をうけて、各種の検査も痛み・苦しみ無く、入院生活は楽に順調に進みました。
入院中も、退院後も、治療中も、時間の余裕ができた時は、拝詞を声に出して祈念し、声に出せない時は、心の中で拝詞を唱え、信者さん達一人一人への祈念に力を入れて、やりがいをもって、過ごさせていただいてきました。
現在も、車の運転が出来、自転車にも乗れ、顔色も良く、吐き気なく、痛みなく、食欲があり、掃除・ご祈念・お祭り・買い物もでき、心・体も元気で、以前と変わらない生活をさせていただいており、自分が本当にがん患者なのかと、不思議に思いつつ、過ごしております。
このように有り難い気持ちをもって生活しておりますと、生活が良い方向に向かい、まわりにも、良いことがおこってきます。大きな手術や病気でも、おかげ頂き、乗り越えておられます。私の癌がわかってから、本部参拝された時、金光様に私の回復をお願いして頂いた信者さんもおられます。道江先生もよく難波教会に参拝し、難波教会長にいつもお願いしてくれています。家族や信者さん達から、願って頂き、心配して頂き、声をかけていただており、それが全て、教会の力になっております。私たちの親神様である天地金乃神様、教祖生神金光大神様、信心の親である難波親教会、霊神様、信奉者の皆さまの手厚い祈りのおかげであると、心からお礼申し上げます。
昨年の肺炎での入院中に、3日間熱が出ていた時、夢の中におたふくのお面が現れ、こちらを向いて、にこりと微笑み消えましたが、心が嬉しくなった事がありました。その翌日から、熱が出なくなり、その後、悪性リンパ腫であると知らされました。告知による不安や心配はありませんでしたが、この不思議な事により、一層神様に守られている安心が増しました。今までの人生を振り返ってみますと、病気・事故により何度も、入院や養生をすることがありました。膝の骨折による2カ月の入院、右鎖骨骨折による、1カ月の養生、脳梗塞による、1週間の入院など。けれども、いずれも、痛み・苦しみなく、楽に、落ち着いて過ごすことが出来てきました。もちろん、家族や信者さんにその都度、多大な心配迷惑をかけてはいたと思うのですが、こうしたことが起こってくる度に、私の神様への祈り・信者さんへの思い願いを強くして頂き、良いことが起こり、教会の力が増しているように思われ、神様の導き、お守りを受けているように思うのです。この度のガンの治療も、この流れの中のことだと有り難く受け取っています。
朝、目が覚めると、今日も命を頂いたと思い、喜んで、有り難い気持ちで生活させてもらっております。私がこんな大きなおかげを神様から蒙っていること、そして日々元気に御用が出来ている姿を見て頂くことが、今、病気・難儀で苦しんでおられる方の信心の励みとなり、神様に一心に願えば、必ずおかげ頂けるということを体験し、実感していただきたいと願っております。
信心を続けていくと、次第に、よい方向へ、導いていただけます。
時間がかかっても、粘り強く、明るい心を振るいたたせながら、無理なく出来る良いことを喜んで続けながら、祈り続けて、大きなおかげ蒙り、信心の大きな喜び・力を頂きましょう。神様は、大きな楽しみを持って、共に、見守っておられます。
この度の天地金乃神大祭の後のお時間をいただき、現状を報告させて頂き、皆様の深いお祈り添えにお礼申しあげます。ありがとうございます。