ご祈念はトレーニング!?
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閲覧いただている皆さま、心から御礼申し上げます🙏✨
さて、私は図書館で本を借りて読むのが趣味の一つになっています(読み切れずに期限が来て返却することも多いですが…😂)。
最近、読んでいて面白いと思ったのは『共感的傾聴術』古宮昇著という本でした。
その中でチラッと、「思いやりトレーニング(compassion training)」、「愛の優しさ瞑想(loving kindness meditation)」という二つのトレーニングが出てきます。(本当にチラッと…)
その方法というのが、かいつまんで簡単に言うと以下の通り
「思いやりトレーニング(compassion training)」 本書では、1回30分程度
自分の愛する人を思い浮かべ、その人に対しての思いやりの気持ちを意図的に強く感じる
→その気持ちを自分自身に向ける
→それを見知らぬ人へ
→それを苦手に感じている人へ
「愛の優しさ瞑想(loving kindness meditation)」 本書では、6時間にわたるセッションとして
→子どもなど愛情を感じる身近な存在をこころに思い浮かべ、その人のことを大切に思う気持ちを意図的に強く感じる
→その気持ちを自分自身に対して感じる
→対象を身近な人、中立の位置にある人、苦しんでいる人、知らない人、人類全体へと広げていく
これらをすることによって、被験者はかわいそうな人を見たときに思いやりというポジティブな感情を抱くためにネガティブな感情を強く感じなくなったり、「暖かな気持ちがします」といったポジティブな感情が増大がした、ということが報告されています。
そして、これらから、トレーニングによって脳機能に変化を起こし、共感性を高めることができる可能性がある、ということでした。
ここまで読んで
「あれ?…これは毎日信奉者がさせてもらっているご祈念もあてはまるな」
と感じたのは私だけではないのではないでしょうか😁
無条件におかげをくださり、大切な子どものように愛し、助かってくれと願ってくれている神様のことを思う
→その願いが自分にかけられていることを思う(自分の助かりを願う)
→その願いが身近な人にかけられていることを思う(人の助かりを願う)
→その願いが自分の苦手な人や嫌いな人にもかけられていることを思う(人の助かりを願う)
→その願いが世界中の人びとにかけられていることを思う(人類の助かりを願う)
※ご祈念の仕方(内容や順番)は人によって違うので、上記はあくまでも二つのトレーニングに重ねてみた私の願い方です。私自身も、日によって、時と場合によって願い方は大きく変わります。
二つのトレーニングの視点から見た時に、祈りや思う対象が、自分や自分の周りの大切に思っている人達だけではなく、自分が苦手・嫌いだと思っている人や見知らぬ人、人類全体へと広げていくことが大切な部分だと思います🥰
私達はご祈念をさせていただくことによって、神様とのつながりを深めていく、神様に祈りによるパワーを届けさせていただくとともに、実は、自然と、人への共感性や自分自身のポジティブな感情を育ててきていたんだな、ということを、本を読みながら感じさせていただきました😄💡
本を読んでいると、こうして金光教に対しても新たな発見をさせていただくことが出来るので、それがとても楽しいです😁