お金持ち?
金光様に、「私は長い間信心させてもらっていますが、貧乏(びんぼう)で困ります」と申しあげたら、「貧乏といって、食べない時があるか」とおたずねになった。「いや、食べられないことはありません」と申しあげたら、「いくら金や物を積み重ねていても、食べられないことがあってはどうにもなるまい。健康でご飯が食べられれば、それが金持ちと同じではないか」と仰せられた。
天地は語る287
この教祖のみ教え、毎回なるほどなぁ。と思わせていただくものです。
健康で、ご飯が食べられれば、それが金持ちと同じ。
どこに幸福の価値をおくか、ということでもあるかと思います。
お金があれば、美味しいものを食べに行けたり、旅行に行ったり、生活が快適なるような物を購入したり。
出来ることは多くなりそうだから、お金があればあるほど幸せになれるような気がする。
けれども、お金があればそれで幸せなのか?と言われたら、
そうではないような気がしてきます。
健康があり、良好な人間関係があり、ご飯が毎日食べられる。
足りない足りないと嘆く前に、その土台で今いただいているおかげに目をやること。
その中で、有難いという気持ちが出てくるのではないでしょうか?