先代教会長25年祭
今日は月例霊祭とともに、先代教会長 木村優(まさる)先生の25年祭をお仕えいたしました。
私の祖父にあたる方で、25年前となると、私は当時11歳です。
いつも家ではニコニコと優しいおじいちゃんで、なぜか、アンパンマンゲームを買ってもらったことを今でもよく覚えています。
亡くなった日は、いつものように家族みんなで夕食を囲み、その後しばらくして急に祖父が倒れて、そのまま家で息を引き取りました。
それまでとても元気でしたし、
私にとっては、初めて身近な人の死に触れる経験だったため、
祖父が倒れたすぐは怖くて怖くて・・・
「救急車が早くきてくれないか?」と逃げるように教会の外で待っていて、家に入ったときにはすでにもう祖父は息を引き取った後でした。
今でも、死の間際にこそ、近くで祖父に顔を見せておけばよかったと思います。
その後、教会で告別式もさせていただき、その時は隣の家の車庫に椅子を並べさせていただくほど、たくさんの方にご葬儀に来ていただきました。
それから約15年後、私が金光教の教師になってすぐ、ご信者さんの家に行かせていただいた時に
「優先生にお顔がよく似てる。優先生には本当にお世話になって・・・これから頑張ってね」と言っていただいたことがあります。
祖父はたくさんの人から慕っていただいていたのだなぁと思うとともに、私も、祖父のようにもならせてもらえるように頑張りたいなと思います👏
墓前祭のお供え物のチョコレートをお下げしていただくときに
「おじいちゃんありがとう~!いただきます」と霊前のお写真に声をかけました。
祖父も笑ってくれているように感じます😊