7月のご霊祭
21日は、佐古教会では毎月御霊さまのお祭りを仕えさせていただいています👏
その月に亡くなられた御霊様のお名前を御祭事の時に呼ばせていただくのですが、7月は初代教会長の奥様と、二代教会長のお二方が亡くなられた月になっています。
お二人が御帰幽されたのは昭和20年7月4日。
徳島大空襲で徳島も大きな被害を受け、佐古教会の建物も全焼しました。
教会でその当時から残っているのは、教会の前にある塀だけになっています。
のちに三代教会長になる優先生(私にとっての祖父)はそのころ、満州に出兵しており、部隊がバラバラになって思い余って自殺をしようとしていたところ
「犬死にするな!」という二代先生の声が響いて、
自殺することをやめ、徳島に無事に帰ってこられたそうです。
細かな日にちがどうだったのかは今は誰も分かりませんが、二代先生が息子のことを願い、御霊となって助けてくださったのだろうと私は理解しています👏
そして、その願いはきっと、代を引き継いで今の父にも。
以前脳梗塞を起こしたものの、本当に今は元気に、教会で結界奉仕、ご祈念、広前の掃除をしてくださっています👏
昔から田舎で療養するほど体が弱かったと聞いていたので、今こうして支障なくお広前の御用をさせていただけているのは、代々の教会長・奥様方の祈りがあるからなんだなと常々思わせていただいています👏
不器用さはあるけれど、些細なことでも喜びを見つけ、人のことを一生懸命日々祈っている教会長の姿は、私も見習わせていただきたいと思います👏