食に向き合う
最近、「食」に対して粗末にしてしまっているなぁということを自分で感じてしまっています💦
もちろん、わざと残すとかはしないのですが(外食にいってもきれいに完食できるように心がけています)
自宅で朝食や昼食を食べるとき、次に予定がつまっていたりすると、
本当にサッとテレビを見ながら食べて終わる。
ということが最近続いているのです。
食事は身体を作る基本。
金光教では食事の前後に唱える食事訓があります
食前訓:食物はみな、人の命のために天地の神の作り与えたもうものぞ。何を飲むにも食うにもありがたくいただく心を忘れなよ。
食後訓:体の丈夫を願え。体をつくれ。何事も体がもとなり。
目の前にある食事は、天地のお恵みをいただいて育った動植物で、それらのいのちを私たちはいただいているとうこと。
一回一回の食事が出来るということ、それだけでとても尊い有難いことのはずなのに、それを当たり前のように
ただただ時間がないからとサっと食べている。
それでは体も心も喜ばないよなぁと思うのです。
以前知り合ったお坊さんが、月に1度(3日間くらい)、断食をやっているとおっしゃっていました。
「そうすると、食事のありがたみがとても増すのだ」と言われます。
金光教では表行(わぎょう:厳しい荒行などのこと)よりも心行(心の持ち方を稽古する修行のこと)をせよと言われ、
断食をするなどの習慣は基本的にありません。(個人的にされている方はもちろんいらっしゃいますが)
断食とまではいかなくとも、毎食出てくるものをしっかりお礼を申して一口一口大切にいただく。
美味しさを噛みしめる。
食事と向き合う。
そういう心の在り方を大切にさせていただきたいなと思わせていただきました。
「孤独のグルメ」を観ていると、よりそんな風に感じさせていただきます😅