金光教ご本部ツアー

8月22、23日と黒住教本部へ行ってきた未来の住職塾の修学旅行でしたが、実は、23日のお昼から、僧侶の方々9名ほどが、オプショナルツアーとして金光教本部にお参りに来てくださいました。

私一人ではちゃんとした説明がしきれないかもと思って、金光教本部の総務部へ相談すると、本部在籍の輔教(ほきょう)のメンバーの方々がつくっている「おもてなしの会」を紹介してくださり、

当日は会メンバーのお二人が、お広前の説明から、境内地の説明まで、一通りしてくださいました。

本当に丁寧に資料も準備してくださっていて、大教会所の炎上のところも当時の写真を見せながら説明してくださるので、とても分かりやすく、

また会メンバーの方の会話がウィットに富んでいて、皆さんとても喜んでくださっておりました。とってもおすすめですよ~!

そうして3時間ほど、本部広前に参拝して、境内~木綿﨑山をめぐり、斎場の見学をさせていただき、金光教の雰囲気を、参加してくださった僧侶の方々に感じていただきました。

オモシロイことに、

「江戸時代の大学みたいですね。江戸時代の大学を見たことはないんですが、自然と建物が調和しているというか・・・

どこを見ても明るくて整っていて、行き届いている感じがします」

という言葉を参加者の一人がかけてくださいました。

「実意丁寧(心が行き届き、行いが行き届く)」という言葉を金光教が大切にしているということはまだお伝え出来ていなかったのに、自然とその言葉が参加者の方から口をついて出てくる。

他にも、広前の雰囲気がとてもあたたかいとおっしゃってくださり、

灯かずの燈篭(御存じですか?立教聖場から教祖奥城までの間にある草むらに隠れた燈篭です)の話をきいて、

「宗教の本質をついている話で、すごく良いね」と喜んでくれて、

帰りの車の中では

「金光教のご本部、とても好きになっちゃった」とまで言ってくださいました👏

私は、それこそが、ご本部にいらっしゃる方々、そして全国からお参りに来られている方々の信心の現れなんだということを思います。

それぞれの日々の信心がご本部の雰囲気となって、金光教の文化となって、金光教らしさをつくっていく。

どっぷりと金光教の中に浸かっていると気が付かないことも、他者の視点を入れることで、気が付かせてくれることがたくさんあります。

このご本部ツアーを通して、私はもっと私自身がご本部のことを好きになり、また、誇りに思うようになりました👏

これが自分の家、教会にまで広がっていけばいいのだけれど、それにはまだまだ時間がかかりそうです😅

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