お徳がなくなる!?
昨日、お寺に行った時に黄色の袈裟の僧侶の方を見かけましたが、
ガイドブックを読んでいると、女性がその僧侶にうっかり触ってしまったりすると、
その方が積んだ徳がなくなってしまうと言われているため、気を付けること!
ということが書かれていて驚きました。
妻帯をしてはいけないということなど、日本の仏教とはまた違う仏教がタイにはあるんですね。
(昔は日本の仏教も妻帯は禁じられていたりもありましたが、今は少なくなりましたね。)
私も、気を付けないとなと思いつつ、金光教の「徳」とはまた全然違う捉え方なのだろうなぁ~ということにとても面白さを感じました。
金光教では、「徳」を「神様からの信頼」という言い方で語ることがあります。
神様からみて「この人なら神の願いに沿った行いや考えをしてくれる。神からの頼み事を安心して任せられる」
と思ってくれるような
行い、価値観になっていくこと。
これが「徳」の一つの捉え方であると思っています。
そして、徳積み稽古は普段の生活の中ですることが出来ます。
よく夫と、「ご先祖様が残してくれたお徳貯金、うちらで使いきってしまわんようにせんとな」
と冗談を言い合ったりすることがあります。
これは、何かにつけて「守られてるなぁ。どうしてこういうことが起こるんだろう(良い意味で)」という実感をもつ二人だからこそ
自然と出る言葉なんだろうなぁと思います。
自分の力だけではない生き方。その中には、ご先祖様が積んでくれた徳がふんだんに含まれているように感じます。
徳涸れせぬよう、信心の稽古、させていただきたいなと思います👏
今、大寒波がきているようで、教会のあたりもうっすらと雪が積もってきているようです。
どうぞ防寒対策を行って、気を付けてお過ごしください👏