教祖資料の研修会
今日は徳島港からフェリーに乗って、修行先でもある難波教会でおこなわれた研修会に行ってきました🙌
平成27年、金光教教祖の直筆をはじめとした資料が教団に寄贈され、
このうち金光大神の事蹟を知る上で同級な公開が望まれるものが、令和元年の立教160年に合わせて刊行されました。
それが「金光大神事蹟に関する研究資料」です。
このことについて、金光教教学研究所員の方に来ていただいて説明をしてもらう、というのが今回の研修会の内容でした😄
今の金光教教典に載っている「お知らせ事覚帳(おしらせごとじかくちょう)」は神様の出現史、「金光大神御覚書(こんこうだいじんおんおぼえがき)」は信心について・金光大神の出現史ともいわれているようで。今回新たに出てきた資料にある「金光大神年譜帳(こんこうだいじんねんぷちょう)」は、上の二つと時期が被るように内容が書かれているものの、それは社会の出来事などに焦点を当てた書き口になっています。
神様から言われて、今までのことを何かと書き出した教祖さま。
神様からのことを中心に自分の人生を見返し、社会の中での自分を見返し、自分の信心の中身を見返し・・・と、それぞれの帳面を書けば書くほど、自分と神様との間柄が教祖の中でより濃くなっていったのではないだろうか?と思います。
講師は、これらの帳面の、字間や文字の大きさ、書き方、雰囲気などで、教祖がその事蹟をどのように捉えていたのか想像することができるようだと、とても輝いた顔で話してくださいました🙌
金光教の教義は、教祖の生き方そのものであるとも言われます。
理想上の人物ではなく、つい140年ほど前まで実際にこの岡山の地で生きていた教祖。
その息遣いを資料から感じようと試みる、その感動が教学の楽しさであるなぁと感じさせていただきました😊