避難所運営ゲームを通して
今日は、朝から消防局へ行ってきて、避難所運営ゲームHUGの体験会に参加をしてきました。
7名が1チームとなって、風水害で避難所に来られる方や起こってくるイベントをどうしていくか?というのを
カードゲーム形式でどんどん進めていくゲームです。
今回の参加者は皆さん防災士の資格を取られている方でしたが、ひとりひとり経験の差は大きく、
私も防災士にならせていただいているものの、実際の知識や経験は乏しく、周りの方々に教えてもらうことがたくさんありました。
ゲーム内では、
「認知症の方が消防局の救助で避難所にやってきました」という時に運営側はどのような対応をするのか?
盲導犬を連れて避難してきた人に対してはどのような対応をするのか?
など、どんどん出されるカードのお題に対して、頭を悩ませることばかりでした💦
その時その時の状況で判断や動きも変わってくるものですが、
このゲームを通して思ったのは、事前に避難所運営にはどのような組織が必要で、どこに何を置くのか、どんな体制をとるのか、などの
想定をした事前訓練が大切であるということと、
さらに、実際には避難所運営に全員が揃うかどうかも分からないので、それぞれの地域でできるだけ多くの人に、
避難所運営に関する決め事や流れなどを周知し(できれば一緒に事前訓練にも参加してもらい)、協力してもらえるような顔が見える体制や
ご縁づくりをしておくことが必要になってくるのだということでした。
この天地に住まわせていただいている限り、地震や風水害といったことが起こってくることは自然のことでもあります。
その中で、防災・減災、そして自助・共助を通してどうしていけるのか?が求められるような気がしています。
そして、みんなが苦しい時こそ、心の強さを生み出す祈りと、「あいよかけよ」、あなたも私も助かる世界を志す信心が必要になってくるのではないかと感じました。
また佐古地区の自主防災組織でもこのゲームが出来るように、計画を立ててみたいと思っています🙌