人がもつ生きる力

最近、めっきり寒くなってきましたね😅

もう秋を通り越して、冬を感じますね。

寒さは苦手ですが、そのおかげで、お風呂と温かいお茶が幸せに感じるのは有難いことです🥰

さて、読書の秋とも言いますが。

私は元々図書館で本を借りたりするのが好きなのですが、最近は以前にもまして本を読む頻度が増えてきたように思います。

ここ最近で読ませていただいて、面白かったのは、こちらの本🔽

ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。 解離性同一性障害の非日常な日常

以前は多重人格とも呼ばれていた症状の、当事者の方が(交代した人格がメインで)書いた本です。

とても読みやすいので、読むのがとても遅い私でも、3日ほどで読むことができました💡

交代人格の人達が、主人格であるharuさんについてや、自分たちがどう考えどう生活をしているのかを書かれていて、もちろん困難で大変なこともあるけれど、今はそれぞれの人格の人達がそれぞれのやりたいことを大切にして、haruさんに生きていて欲しいと願っているという、ポジティブな、優しい気持ちを私は感じました。(もちろん、読む人によって感じ方が違うと思うので、あくまで私は、ですが…)

そして、この本を読みながら、解離という症状も、普通なら耐え難い環境の中でも人が生きていくための、大切な生きる力だと言えるのかもしれないな、と感じるようになりました。

私は昔、学校に行く前やテストの前によくお腹が痛くなったりしていました。

以前はそのことも、嫌だな、とか、プレッシャーに弱い自分、と思って自分を責めていることもありましたが、

これも、心の奥が感じている「学校に行ったら人に嫌われないようにしなきゃいけない、うまくやらなくちゃいけない」というプレッシャーに押しつぶされそうな気持ちを、身体が感じて、それを身体が解決しようとして(つまり学校に行かなくていい、テストを受けなくていいようにしようとして)、自分を助けよう、生かそうとして、起こっていたことだったのかな、と思い返すようになってきました。

弱さではなく、生きる力だったのかも。

それだけ元々人は、強い「生きたい」という力を持って(神さまがその強さを持たせてくださって)、そして今生かされているのだなぁと思います。

このharuさんは、notetwitterでも発信をされているので、興味がある方は、是非フォローしてみてくださいね😊

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