前に座るか?後ろに座るか?
昨日の夜の月例祭。
夫が仕事終わりに参拝してくれたのですが、一番前の席を外して、二番目の席に座っていたので
「是非一番前の席にて参拝を😁」とおススメしました。
参拝の時もそうですが、研修会や講演会の時って、必ずと言っていいほど、後ろの席から埋まっていき、前が空いている。ということが起こりますよね😅
「講師の近くに座ると何かの拍子に当てられそう、眠そうにしているのがばれる」というのがあるかもしれませんし
「私よりもっと前に座るべき人たちがいるだろう」という謙虚さの現れなのかもしれません。
そこで思い出すのは、金光教教師になる前、徳島のそば粉製粉会社で営業として勤めていた時です。
その会社は人材育成にとても力を入れてくれていて、外部が開催するプレゼン研修や営業研修などにも積極的に参加させてくれていました。
そして実は私もそういう時は、出来るだけ中間~後ろの席に座るようにしていたのですが(私は前に行ってヤル気がめっちゃあるように思われるのが恥ずかしいと思っていました😂)
ある日、社長と一緒に研修を受けることになった時、社長からこんなアドバイスを頂きました。
「こういう時は率先して一番前に座りにいくこと。一番前で聞いた方が、一番よく話を聞けるし、内容が身につく。後ろに座りにいくのは、せっかくの学びの機会を逃してもったいないことだ。」と。
その時の研修内容はほとんど覚えていないのに、社長のこのアドバイスはしっかり心に残っています😂
「な、なるほど~!」と💡
確かに、一番前に座っていると、ピリッと自分自身の気が張ります。
しかも、講師の表情や息遣いがよく分かるので、話してくれていることがより身近に感じられて、内容もより伝わってくるような気がします。
それからは、迷惑にならないような状況でなければ、なるべく一番前の方から座らせてもらうようにしています。
これは参拝の時も同じで、「おかげいただくんだ」「神さまにお礼の気持ちを届けたいんだ」と願うのであれば、せっかくならば前の方に座って参拝をすると、その気持ちが自分の中でもさらに強くなってくるし、神さまをより近くに感じられる、より祈りが強くなっていくような気がしています。
もちろん、それは自分がそう感じているだけで、神様にとっては近い遠いはありませんから、「前に座った後ろに座った」で頂くおかげが変わるものでもなく、参拝者本人の心の向き、心の持ち方が一番大切なのではありますが。(いくら前に座っても心ここに非ず、では後ろに座って寝ているのと同じですよね😂)
おかげは受け勝ち。私の場合はやっぱり自分の気持ちを大切にして、前が空いている状況なら、積極的に前に座らせていただきたいなぁと思います🙏